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7/2 座談カフェ 「本人のため」とは何か

皆さま、こんばんは。WorKafe代表です。

いよいよ本格的に暑くなってまいりました。エアコンのクリーニングを頼む間もなくやってきます。夏という季節は。

これは人生に似ていると思いませんでしょうか。

「孝行をしたい時には親はなし」「後悔先に立たず」「時すでに遅し」。

つまりは「やろうとは思っていたけど謎の理由で実行に移すことができず、いつの間にか機を逸してしまった」

そんなご経験が皆さまにもおありになるのではないでしょうか。

ちなみに「人生に似てますね」はあらゆる文言に「それっぽい事言ってる感」が出せる便利な言葉です。

是非使ってみて下さい。

 

用例としては

「家出る時、ドアの鍵締め忘れちゃった。」「人生に似てますね」

「外でアイス食べてたら溶けて地面に落ちちゃった」「人生に似てるね」

「彼女に振られちゃった」「人生に似てますね」などです。

とても汎用性のある言葉ですが、使用対象によっては怒られるリスクもあるので、自己責任で使用してください。

 

さて、本日の座談カフェは各参加者様の近況報告の後、とある「大変な人」の話になりました。

個人情報もあるので、詳しく書くことはできませんが、短い文章で伝えるのなら

「家庭の問題の影響を受けたある方が、家を出て就職したはいいがすぐに退職し、その後実家の資金援助を受けつつその日暮らしのような生活しているが、極端に短期的な目線しか持っておらず、どうやってそこから抜け出すことができるかの道筋が見通せない」

という方です。十分長いですね。

 

直接ご本人に関わっている方から、そうった行動・思考になってしまう背景を伺うと「それはそうなっても仕方ないなぁ」というのが正直な感想です。とはいえ、自立・自律はした方が「本人のため」になりそうなのも確かです。

さてどうするか、とった所です。関わっている方からは「各方面にアプローチした結果、現在はよい方向に向かいつつある」とのことなので、私たちはその方のお話を聞きつつ、思ったことを都度質問したり、意見を伝えたりしていました。その方の今後がいい方向に向かうといいと思います。

 

こういった所謂「支援」で大事なのは「本人がどうしたいのか」という点だと思います。

あくまで、「何かを選んだ結果の責任をとる」のはその方自身なのですから、ご本人に決めて頂く必要があります。

ただ、「判断する能力」「必要な知識」が十分でない場合もありますので、そういった面をサポートすることは重要です。ただ放り投げるだけでは「支援」とは言えませんから。

 

そして「本人のためだから」とあれこれいう事も、それはどうなんでしょうという所です。

本人が不在のまま、物事が決められてしまうケースは世の中に本当に多いです。

私は介護職の経験がありますので、利用者さんに関わる相談では「本人抜きの支援」がまかり通っています。

「子育て」や「障害者支援」でも同様の事は怒っているはずです。

こうしてみると、所謂「弱い者」を対象として「本人不在の話し合い」が行われているような気もしてきました。

 

ただ今日のケースの場合は、「いい大人なんだから余計な事は言わず、本人に任せる」というのもそれはそれでいいと思います。

世の中には「助けてくれる人を逆恨みする人」も幾らでもいます。その方にいつまでも避ける時間はありません。

 

しかし、それを突き詰めると「自己責任論」になります。そして「背景」のことを考えると、どうやら「自己責任ってだけでもなさそうだ」というものも見えてきます。「事情」を無限に考慮するわけにも行かないんですけれど。

 

勉強になる一日でした。

 

 

 

今後の日程をお知らせします。

7月23日(日)13:00~16:00 @仙台市市民活動サポートセンター 研修室1

8月20日(日)13:00~16:00 @仙台市市民活動サポートセンター 研修室2

9月10日(日)13:00~16:00 @仙台市市民活動サポートセンター 研修室2

 

※メールはこちらまで。

 運営メンバー宛の連絡先: workafe219@yahoo.co.jp

 

HPのお問合せフォームからでも可能です。

 

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 誰でも参加できます。途中入室退室OK!

 

  初参加の際はメールにて、上のアドレスへ事前連絡いただけると幸いです。

 

・初回の参加費は無料です。 

初回以降、社会人は1回200円です。(学生は二回目以降も無料)

 

それでは。