· 

学生さんが「いづいっちゃねる」を観てくれました。

こんばんは。WorKafe代表です。

本日は、白百合女子大学の学生さんが、当団体が出演した「いづいっちゃんねる」の感想を書いて下さったとのことで、その御礼を兼ねた記事を書きたいと思います。ありがとうございます。

※「いづいっちゃんねる」は、ローカルニュースサイトTOHOKU360とサポセンが協働で行うインターネット配信番組です。毎回ひとつの社会課題をテーマに、仙台市を中心に県内で課題解決に取り組んでいる団体をゲストに、現場で活動する人たちの生の声をお届けします。「しっくりこない」「居心地が悪い」「モヤモヤする」など、社会のちょっと「いづい」ことにみんなで気づいて、解決に向けた小さな行動を起こすきっかけを見つけられる番組です。(TOHOKU360より引用)

 

仙台白百合女子大学人間学部グローバル・スタディーズ学科の辻田綾弥さんが書いて下さった感想はこちらです。

https://blog.canpan.info/fukkou/archive/4206

 

当団体に関心をもって頂き、改めてありがとうございます。

記事内では、チャンネルを見て、自分の感じていることを書いて下さっています。

 

WorKafeの阿部さんは、職場や社会の行き過ぎた同調性について触れていましたが、私も実生活で同じように感じることがあります。自分の意見と違っても「ほかの人に嫌われてしまうかもしれない」と思い意見を合わせたり、「流行だから」と自分の好みではない服装をしたり、無意識に周りに合わせている時があります。同調性が高いのは決して悪いことではないですが、仕事をしていく上で「周りが残業しているから帰りづらい」「周りの目を気にして有給が取りづらい」などの働きにくさにつながっている人もいるのではないでしょうか。

 

”そして、何よりも問題なのは「辛くても大人だから弱音を吐いてはいけない」と、誰にも相談できず溜め込んでしまって、心身ともに疲弊してしまうことだと感じました。そうなってしまう前に助けを求められる「保健室」が老若男女問わず必要なのだと思います。WorKafeの活動を少しでも多くの人に知ってもらい、弱音を吐ける場は特別なものではなく誰にとっても必要と浸透することが、苦しんでいる誰かを救うことにつながるのではないでしょうか。”

 

 

的確に動画の内容をとらえ、社会にも「保健室が必要ではないか」と書いて下さっています。

「自分の意見と違っても、嫌われてしまうかもと思い合わせてしまう」

「好みでない服装でも流行だからと周囲に合わせてしまう」

そういった心理の延長に「周りの目を気にして有休が取りづらい」という働きにくさにつながっていくのではないかという鋭い洞察を見せて下さっています。

 

「働きにくさ」には概ね2通りあると私は思っています。

「職場の問題」と「個人の問題」です。その2つが絡み合い、「働きにくさ」が生じているのではないでしょうか。

 

「職場の問題」とは賃金の未払いやパワハラ・セクハラ・業務過多など、職場が原因で起こる問題。

「個人の問題」とは職場の問題を受けて、おかしいとは思っているんだけれども「様々な事情で言い出せない・言い出したとしても浮いてしまう」といった、個人の心理や、集団とのジレンマを感じるが故に生じてしまう問題です。

 

例を挙げると「会社が残業代を払ってくれないんだけれども、管理者に言い出すのは怖いし周囲に味方もいないので我慢している」のような状態です。

 

それは、正社員であれアルバイトであれ、働いているとどうしても生じてしまいます。

もしそういった状況に置かれてしまったら、誰でも悩んでしまうと思います。

WorKafeには、そういったお悩みを抱えた方々が来てくださっています。

具体的に解決したいという方もいらっしゃいますし、話を聞いてほしいという方もいます。

 

団体としては、そういった方のお話を聞き、その人のスタンスに合った解決ができるよう、お手伝いできればと思っています。

 

ご紹介ありがとうございました。